unununium 劇団ウンウンウニウム
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第一回公演 「13」



<うんちく&言い訳>

ほとんど見ず知らずの人たちが「さぁ、芝居しましょ」と言っても上手くいくハズがありません。
悩む前に行動派の単細胞集団であるうには、とにかく一発ヤッてみよう!と第一回公演をぶちかました。
それまで書き溜めた脚本があったせいもあり、うにには珍しくアテ書きが少ないです。
がっつり学生演劇をしてきたメンバーと、コント脚本しか書けない脚本家のぎこちなさ。
特にトキの舞台舞台した芝居嫌いが脚本や演出にも現れてました↓

演目は
オープニング/芝居の芝居/メタサスペンス/ゾンビ/一人芝居の漸進的横滑り/女だから/停電/
泥棒と刑事と男/mother/12月32日/忙しい人の為の濃縮劇/世界滅亡三日前の日/ホワイトボード

実験的、インスタレーション的、メタ的、コント的、ハズル的など、様々なジャンルが次々と展開。
自分たちが虚構の存在だと知ってなおかつ舞台でサスペンスを演じなければいけないというメタフィクションを笑いにした「メタサスペンス」や
独り言を言う女の芝居。次にそれをスクリーンに投影し、独り二人芝居に、そして独り三人芝居にする「一人芝居の漸進的横滑り」
真っ暗の中、ロウソクの灯りのみで演じる「停電」
30分程度の物語を強引に8分程度で描こうとした「忙しい人の為の濃縮劇」などなど。


オープニング 世界滅亡三日前の日 女だから ホワイトボード
一人芝居の漸進的横滑り 忙しい人の為の濃縮劇 停電 ホワイトボード

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第1.5回公演 「6 1/2」



<うんちく&言い訳>

うには結構遠方に住むのメンバーも多いんです。だからそのとき集まれるメンバーだけでやる。それが基本です。
というコトで、次回への繋ぎでやろうとした中公演。結果的にはがっつりした内容になってしまってました。
このときから参加した大盛りの最初からのはじけっぷりったら、暴れっぷりったら・・・。
内容も完全にお笑い、コント一色になってしまってます。かなりバカです。
特典?映像にスジナシが入っていますが、これはかなりの衝撃・問題作となっています。

演目は
ケータイを捨て舞台に出よう/メタ夢芝居/クレイマークレイマー/ジブリ好きの女/mother2/語尾が変/戦隊モノ/面接/

演劇の考え方、方法論などを芝居中に説明していこうという試み。
冒頭に「夢オチ」だと宣言してからはじめるメタ芝居「メタ夢芝居」や
全ての会話が自然にシブリ作品のセリフになっていってしまい、ジブリ台詞のみで会話しだす「ジブリ好きの女」
理由も説明もなく、母親が二人いる男の話「mother2」
記憶喪失で自分が何者か忘れてしまった戦隊ヒーローの物語「戦隊モノ」などなど。


戦隊モノ メタ夢芝居 ジブリ好きの女 面接
mother2 ケータイを捨て舞台に出よう ケータイを捨て舞台に出よう ケータイを捨て舞台に出よう

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「さよならカルボナーラ 〜ダメ人間それぞれ〜」



<うんちく&言い訳>

アスカ風に言ったら「所詮、今までの公演はプロトタイプとテストタイプ。ここからが正真正銘のうになのよ」
というワケで、今まで培ったノウハウをフルに活用して 初の長編芝居をしました。
しかも観客が席を移動します。あちこちに。
企画当初は演劇畑出身者から怒られてました。メンドいと・・・。けどやってみて正解でした。

変なところはそこだけではありませんでした。
舞台だけで芝居しません。通路、客席の中、挙句は公道でもしてます。
物語の時間軸も過去に未来に飛んで飛んでザッピング。
主人公も入れ替わり立ち代りの群像劇。
物事を多面的に見せることで観客だけがいろいろ(例えば善悪とか)を決めたらいいと思ってます。

せっかくだから簡単なあらすじとか書いておきます。
って、うにの物語はあらすじ書き辛いのばっかりで難しいんです、これが・・・。

クリスマス前夜。カフェでバイトするミドリ(大盛り)は同僚の愛美(なしえ)に彼氏の自慢話をしている。
けれども実際はミドリが単に付きまとっているだけで、その彼氏、桃地捨蔵(シン)には既に新しいカノジョ、とても無口な女、麗子(沙織)がいた。
捨蔵の家に押しかけるミドリ、怒って家を飛び出す麗子、追いかける捨蔵。そこで一人の女(かえ(る))とすれ違う。
時間は戻り、数日前、ミドリは友人でフーゾク嬢のちぇり(春奈)に連れられ探偵社に向かっていた。
ミドリは捨蔵の女性関係調査を探偵社に依頼するつもりなのだ。そして偶然、探偵社の前で顔見知りのみぃあ(まりりん)を見かける。

舞台は探偵社に移る。愛美が探偵の秘書(かえ(る))と話している。捨蔵と麗子が家の前ですれ違ったのはこの人だったのだ。
そこに探偵(類)が派手に登場。愛美は自分のまわりで起こる不可解な事件について相談する。
話は飛び数日後の探偵社、ミドリが捨蔵の件で探偵に詰め寄っている。仕方なく調査に出かける探偵。
無人になった探偵社に捨蔵と、みぃあが忍び込んでくる。
自分の調査報告書を見つけた捨蔵は、麗子の意外な素性をそこではじめて知ってしまう。

と、まぁ、そんな話です。っていうか、ここからが本編くらいの勢いです。

観てくださった方にしかわからないですが、
私はミドリの回想(映画館)シーンが一番好きです。回想シーン中なのに、オンタイムの人たちにツッコミ入れられ会話してしまう。
あまつさえ回想シーン中の他の登場人物までリアクションしてしまう。
そこらへんが演劇の演劇っぽい面白みだと思います。


左から秘書、探偵、愛美 捨蔵と麗子 探偵社 捨蔵の家
捨蔵とミドリ 謎の男 布団の中のミドリと愛美 オーラスですね

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大体第4回公演 「かかって恋!」



<うんちく&言い訳>

またまた短編集をやりました。けど今回はいろいろが違います。まず客席数が違う。
会場キャパの限界キリギリまでお客さんが来られて、桟敷席を急遽作り、なおかつ立ち見の方が出たほどです。
いまだになんでそーなったのかわかっていません。

今回からショートネタというものが入っています。
いわゆるショートコントです。通常コントは10分程度のものですが、これは30秒、下手したら10秒とかそんなネタも入っています。
次から次へと中身もない、ただバカなだけのネタが連発していき、ホントにただ笑いのみを求めた舞台です。
今まで二人しかいなかった男性メンバーにビロが入り、ついに三人に。三人ってデカい。

演目は
オープニング/ショートネタ/手紙/娘さんを僕にください/本編以外が気になる/ナニかの儀式/ロミオとジュリエットと大森/男三人/演劇依存症/奇跡と未来/エンディング

取調室の刑事と容疑者。しかしどーしても本編以外が気になって仕方ない状況になっていく「本編以外が気になる」
セリフなし。全てマイムのみで数分間演じ続ける、しかしナニの儀式かわかったようでわからない「ナニかの儀式」
サイゼリヤでリアルに後ろにいた男三人客を再現してみたという実話が元の「男三人」
一つの舞台。しかし同時に複数の物語が進展していき、言葉がザッピングする。一人何役もする多忙な芝居「演劇依存症」
ちなみにこのかかって恋のDVDには特典として「うにのもと」というドキャメントが収録されています。
練習や普段の団員の姿が見れるある意味貴重な内容です。結構面白いと評判です。


ショートネタ ショートネタ(ジョジョの奇妙な演劇) ロミオとジュリエットと大森 男三人

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多分第五回公演 「ふたりきり」



<うんちく&言い訳>

舞台本番前日を舞台にした劇団員たちの虚虚実実を描いた長編物語。
二人芝居の数珠繋ぎ。つまり第一幕は“はるか-大盛り”、第二幕が“大盛り-ピロ”、第三幕が“ピロ-まりりん”という感じ。
今まで長年書き続けてきた「虚構」をテーマにした脚本の集大成です。
と同時に、うに現時点での最高傑作という誉れ高いものになってます。あっ、けどハードルあげるんはやめとこ。

横に繋がるだけじゃありません。斜めもあるのよ…的な伏線。
物語の入れ子設定ってあるじゃないですか、いわゆる物語内物語。
その物語の枠を横にも縦にも斜めにも作ってみた多構造的な組み立て物語。
だから本当のことを言ったら、一回だけじゃなく、二回三回見て欲しいと思ってます。
ふたりきりなのには意味がある。ふたり芝居なのにも意味がある。ああ、けどそれは言えない。。。

また頑張って、あらすじ書いてみようと思います。
壮大にネタバレ含みそうなので、DVD購入検討されている方は読まない方がよいかも。

舞台本番前日。ステージの上では立て込みが行われていた。カーペットにソファ、棚、イスなどなど。誰かの部屋のセットのようだ。
ベテランで劇団在籍暦も長いむーあ(大盛り)は余裕だったが、後輩のオタイさん(はるか)は緊張の色が隠せなかった。
むしろむーあの関心はどーやって新人のぬぺくん(ピロ)の家に練習と言って泊り込もうかというコトに移っていた。
深夜。むーあはぬぺの家にあがり込んでいた。なんとかムードを作ろうとするがことごとく失敗。。。という芝居の練習をしている二人。

・・・・・あと、結構長く書いていったんですが、消しました。オッケーなのここまでですわ。
やっぱりあらすじ書けない。これは・・・。

この物語内物語の面白いトコは、その物語のフレーム(舞台)がどこまで広がるか…やと思ってます。
その世界では、その世界の住人が「これがリアル、現実だ」と思って生きている。けれどもそれが壊れて虚構だったとわかる。
するとその世界の、もうひとまわり外の世界でのリアルと現実がある。という世界の外にも現実があり、さらに外には、外には外には・・・。
というその枠組みが、いつか、今、ここにいて、あなたがいて、私がいる、この現実をも取り込んでいくんじゃないかっていう・・・そんな妄想。
虚構の枠組みが観客すらも飲み込む。
虚構をナマで演じる演劇だからこそ表現可能な異世界。
この芝居の中にはそんな不思議なものがいろがっているんです、多分。


むーあとオタイさん あゆみとぬぺ 千夏と聡志 豪井くんと古住
ぬぺとむーあ あゆみと聡志 古住と千夏 見た人だけが面白いあのシーン

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ぼちぼち第六回公演 「その日、主人公は死んだ。」



<うんちく&言い訳>

また長編です。
故あって10日で書いて本なので勢いだけはあります。
タイトルの通り。主人公が死にます。うにの舞台でこんなにがっつりと登場人物が死ぬこと滅多にないです。
タブー三部作の二つ目です。詳細はがっつりネタバレになるんで言えませんけどね。
主人公死ぬので、一応犯人探しが物語の軸になっていきます。だからサスペンスかもです。
けど主人公いないから、物語がブレるブレる。

これは独白劇です。
独白っていわゆる登場人物が観客に向かってナレーションみたいに喋るやつです。
古畑任三郎がいつもやってたアレです。
ここでは独白(ナレーション)なのか、会話の一部なのかわからなくなってる点がミソです。

そしてキャラクターショーです。
一人何役もやってます。最高5役やってます。早着替えが面白さの一つになってます。楽屋は大混乱でした。
シーンが次々に入れ替わるトコから、もはやシーンというよりはカット。
こういってよければ映画的だとも言えます。

またあらすじをなんとか書いてみようとします。

主人公、七尾ゆーと(シン)は腹話術師だった。彼の独白から物語ははじめる。
ゆーとの腹話術人形(かえ(る))がある日突然喋りだす…、これはファンタジーではないので、
単にゆーとが狂っただけで、それを理解している彼もおとなしく精神病院へと行く。
そこでちょっと変わった患者たち(カナ、はる、なしえ)や不真面目な看護婦(まりりん)やエンセントリックな医者(トキ)と出会う。

ゆーとの腹話術人形にはモデルがいた。それは元カノの未来(かえ(る))。
ゆーとが未来に出会ったのはとある合コンだった。しかしそのとき同時に悪質なストーカー外子(なしえ)とも出会うことになる。
外子のストレスと未来と別れたショックがこの幻聴の原因だったのだ。
そこまでが、ゆーとの独白とその回想シーン。

彼はこれら自分の半生をまとめた物語を脚本にして、未来の立ち上げた劇団に持ち込みをする。
けれども、その帰りに殺されてしまう。
そして主人公不在の物語がはじまる。。。

この芝居の面白さは、同一舞台上に回想シーンと、それを語る人、聞く人が同時に立っているところ。
前のカルボナーラで気に入ったシーンを全体にまで広げたという発想です。
こーゆーのも舞台ならではだと思います。


ゆーとと看護婦のいちご コンパでのワンシーン 病院でギャグを強要される 事件を追うルポライターの白石
ゆーとと腹話術人形 事件の真相に近づく三人 外子に言い寄られるゆーと ウメさんの暴走

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第七回公宴 「パジャマパーティ」



<うんちく&言い訳>

フツーの演劇ではナイことを詰め込んだら、こーなった。それがパジャマパーティです。
出演者がノーメイクのパジャマ姿で、最大限にだらけてます。
舞台はボーダレスです。客席との境界もなく、観客は役者を360度囲っています。50センチ先に役者がいます。
無駄に小道具がわしゃわしゃ置かれた散らかった部屋。飲み物、食べ物、フツーにあります。
それにフツー練習のスケジュールなどを考えて、一気に大勢出演させないので小劇団の基本ですが、
最初からワシャッと大勢いて、好き勝手なことしてます。自由に遊んでいます。
本番中にツィッターを利用して、観客から役者にむちゃぶりを求めたり、
役者がガチで駅前まで買出しに走ったり、役者が本番中に料理を作り始めて客にふるまったり、
ひとつの芝居の中で、新しい歌を一曲作ってみたりと、それはもう自由。むしろ、ユルィ。ユル過ぎる。
公演日によって内容がまったく変わってしまったりもします。
これは同じ時間を共有しないとちょっと体験できない、演劇とは別のナニかのような気もします。

一応、またあらすじ書きます。
売れないアーティスト集団、つまりニート集団の溜まり場「アトリエ リンギィ」。
年齢=彼氏いない暦のクキ姉(大盛り)、似非チャイナ喋りのリン(はるか)、いつも躁でテンション高いアーさま(かえ(る))、
筋トレマニアでパシりのトラちゃん(ピロ)、常に何か食べてて価値基準が食のたまこ(なしえ)、アトリエの代表でずっとパソコン持ってるパパ(トキ)
本が好きで都市伝説マニアのとっこ(まりりん)、何を考えているかまったくわからないデコイくん(シン)、ひたすらずっと寝てるこまち(カナ)
そこに新人のモコ(さくら)が入団してくるところから物語ははじめる。

クキ姉が合コンに行く!!!というネタで、みんなが大盛り上がり、みなでクキ姉をプロデュースしようと躍起になる。
合コン当日、なかなか帰ってこないクキ姉にやきもきするメンバー。そしてついに朝帰りしてくるクキ姉。

あかんっ!!!あらすじが二行で終わってしまう。
そして普段のうにのメンバーの日常やん。と言われたら否定できない。
けど思うんですよー。日常をフツーに演じるだけの芝居ってダメですか???

トキの最初の演劇の考え方ってそこだったんですよ。
街で見かけた、居酒屋にいた、電車の中であった、面白い人たちをそのままトレースする。
ただ違うのは、街中で面白い人を見かけてもがっつり見れない。「なに見とんじゃ、ワレ!!!」となるから。
けど「演劇」ならば見ていい
この「見る」「見られる」の関係性。とても面白いと思います。


リンギィの決めポーズ(適当) 左からクキ姉、もこ、たまこ パッと見たら宴会風景にも見える とっこと雑誌記者の西垣まい
握手をするトラとデコイ(N) お好み焼きを焼く、アーさま アーさまとリン(PP) 二階から華麗に登場、流川しのぶ

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ほいほい第八回公演 「北堀江探偵ビルディング」



<うんちく&言い訳>

うに荘近くの雑居ビル。テナントの看板を信号待ちのときに何気に眺めてました。
そしたら探偵社が2つも入ってるじゃないですか、ケンカしないのかかな???あっ、医療ビルみたいなもんか?
というコトは、テナントに探偵ばっか入ってる探偵ビルがどっかにあってもいいんじゃないか?というのが発想の原点です。

探偵という職業に憧れがあります。見事な推理などよりも、フィリップ・マーロウやサム・スペードなどの人間味が好きでした。
そんな探偵がわんさか出てくる。それだけで私はドキドキできます。
探偵モノには妖艶な美女が登場しなければいけないという思い込みの元、
無駄にセクシィな衣装だったりもします。
下の写真の通り、豪華なセットと思われるかもですが、セットではない本物のBarです。Barで芝居したんです。セット組む予算ないから。逆転の(貧乏人の)発想。
その都合上、脚本もそれ用に書き下ろし、ワンセットものにしようと思いました。結果、また客移動型の2セットモノになりましたが・・・。
うにの長編は場面がコロコロ変わるものが多く、ワンセットで長くというのははじめての経験でした。

またあらすじ的なものを書きます。

Barに一人の男(ピロ)が尋ねてくる。ここは北堀江にある探偵ビルの一階にあるBar。上の階全てに探偵社が入っている。
男は探偵を探しにこのビルに来たのだ。
最初の会ったのは5階の探偵社で秘書をしている女(かえ(る))。そう「さよならカルボナーラ」に登場したあの人である。
男は雑誌記者を名乗り、失踪した女探偵、紅沙希(はるか)を探し出して欲しいと依頼する。
次々に登場する各階の探偵たち。その証言から紅沙希の人物像と、依頼人との関係が浮き彫りになっていく。
そこに各探偵が追っている事件が絡み合い、事件は意外な方向へと進み始める。

みたいなみたいな。
基本的に回想シーンで進展していく物語です。フォレストガンブ形式と勝手に呼んでいます。
最初は去年の話。次に半年前、次は一ヶ月前、そして先日、ついさっきと回想がドンドンと現在に近づき、そして「今」に追いつく。
こーゆー構造の芝居、一度やってみたかったんです。


手前から主人公、秘書マチルダ、店員 踊るメンバー、まわるミラーボール 店員と秘書マチルダ 奥左から筒波木と蜜子
絵になる一枚 マチルダ、男、筒波木、ケメコ 葛葉社中のシーン 店の常連の女王様

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ギリギリ第九回公演 「かかって恋! おかわりっ!」



<うんちく&言い訳>

かかって恋!の続編的な形ですが、短編集なので繋がりは全くありません。
ただ歌ではじまり、歌で終わる。最後はスジナシ。その形式が同じだけです。
前回好評だったショートコントが「うにうにショートショート」として四倍の量になって戻ってきています。
いろいろな意味で問題作です。
誰にとってかと言えば、うににとってです。
元のタイトル案が「ギリギリアウト」だけあって、ホントにアウトなネタが多すぎる。

演目は
ヒトドラム/うにうにショートショート/姉妹面接官/BENTO/記憶、喪失する。/うにうにショートショートおかわり/デジカメはじめました/りゃくふた/エンディング

ショートから、
相談に来た相手に不思議なクスリを打って元気にしてあげる「ポンチュー」
家族全員と付き合っていた男の話「彼女同窓会」
放送禁止用語ばかりで喋る「放送禁止ニュース」
ロリコンとマザコンの会話を某CM風に「末期ントッシュ」
そのものずばりタイトルの通り「余命一瞬の花嫁」
短編から
シャム双生児でレズで近親相姦の「姉妹面接官」。
予算がないから、爆弾解体の話が、何故か弁当を解体する話になる「BENTO」。
などなど


ガチホモ三兄弟 BENTO リクエストコーナーより 姉妹面接官
ご注文は? 鉄砲玉ピロ(顔洗濯ばさみ) ギリギリライダー 記憶、喪失する

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まごうことなき第十回公演 「なにかくりかえしてますか?」



<うんちく&言い訳>

公演毎にお配りするアンケートで「SF」が見たいというご意見をよくいただいていました。
私、トキはSFが、特にサイバーパンクが、ハヤカワSFが大好きなのです。
そして蕎麦も大好きです。一日三食蕎麦でも全く不都合ありません。
そんなワケで、蕎麦屋でSFをするというワケのわからない公演になりました。
通常イベントをするようなお店ではないワケで、舞台が狭い狭い。客席も勿論狭いです。
そんなワケで完全予約制にさせていただいたのですが、そのチケットも2週間で完売してしまい、
多くの方々が見れない結果となったことをここでお詫びさせていただきます。申し訳ありません。。。

第十回という節目の回でもあり、個人的思い入れもあり、
かなり気合を入れて挑んだ公演となりました。脚本出筆に六ヶ月。推敲すること50回。
キャストは少数精鋭で挑み、オーディションを敢行。二人の強力な客演さまを迎え「新生うに」を打ち出しました。
音楽は全てクルールが制作し、むちゃくちゃに良く、本気で泣きそうになります。

ここいらからネタバレを書いていきます。
未見の方は読まないでください。

「MMS」という、つまりMonogatari Mapping Systemを作り、
これは物語の進行をリアルタイムで画面表示されるというもので、
この方法論は完全にゲームの考え方です。

近年、ゲームの映画化、映画のゲーム化などのメディアミックスが進み、
ゲームのような物語が増えてきた気がします。
その考え方を舞台にも活かせないかと考えたのがこの物語です。

なにかで「二幕目が面白い芝居は良い芝居」というコトを聞いたのですが、
この物語は二幕目以降ドンドン面白くなっていきます。

演技面、暗記面本当に難しい本です。
なんせ繰り返して、同じシーンを何度も何度も演じなければならないからです。
映画ならば同じ映像を流せばすみます。けどこれは舞台です。だからこそ面白いと思うんです。

現実世界で、全く同じ出来事なんて、まず起こりません。
けど舞台で、リアルに、目の前で同じことを繰り返す。。。その違和感。
それがこの舞台の最大の面白みだと思っています。
舞台はナマで見ないと意味がない。それを確認していただけたら幸いです。

近未来というほどでもない近未来。七人の研究者たちが共同生活を送っている。
木星へと向かう超々距離間宇宙航行。。。の予備実験。何年間にも及ぶ限定空間(宇宙船)の生活がクルーに多大なストレスを与えると考えられるため、
まずは地上に、同じような閉鎖され自給自足可能な限定空間を作り、ここで七人が生活をして、宇宙生活をシュミレーションしている。
彼らは何ヶ月も外へ出ることはおろか、外部と連絡をするコトすら許されていない。毎日同じような単調な生活。

しーさん(一色美緒)は、まるで同じ時間が繰り返しているのではないかと思い始める。そして気づく。13分20秒後に世界が滅亡する。自分が見て夢が現実になると。
しかしその話をしても誰も信じない。むしろ狂っていると思われ始める。外部へは連絡できない。仲間の説得もできない。
彼女のこの絶望的な状況から、世界を救うことができのか・・・???



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ほぼ第11回公演 「もし全ての女の子が日記をつけていたら」



<うんちく&言い訳>

準備に半年間かけて作り上げた「なにかくりかえしてますか?」とは逆に、限られた時間内で最大限のチカラを発揮させる。
50分で500円という誰でも気軽に楽しめる形態を取らせていただきました。役者も四人のみ。準備期間は一ヶ月ちょい。

今回50分というコトで、本当にワンアイデアのみで物語を作っていきました。
内容的にも主役をなしえに据え、彼女の芝居を見せるのを前面に出すコトをコンセプトとしました。
これはなしえ演じる「まーこ」の物語です。歪んだ絆の物語です。
いつもと違う中編芝居というスタイルなので、いつもと違う雰囲気を持っています。

あらすじを書いたら、もうすぐにネタバレになってしまうんで、なかなかに難しい。
ネタバレでもいいですか???いいですね。わかりました。もしイヤなら以降は読まないでください。

「メタボリック・ニート」と不名誉なアダ名をつけられた35歳のダメ男、みげる(トキ)。みげるといっしょに暮らすスエットの少女、まーこ(なしえ)。
どーてもダメダメなみげるに、まーこはラブラブ。気持ち悪いくらいのバカップルっぷり。
けれどもこの二人、付き合っているというワケではない様子。みげるは若いカノジョを作ろうと躍起になっている。
そう、まーこはみげるの脳内彼女なのだ。
みげるは家にネットで知り合った18歳のサユリ(ゆき)を招き入れるが、思ったような展開にはならない。
挙句の果てに、サユリは友人ミカ(カナ)を家に飛び出して、二人してみげるを邪魔者扱い。
それに怒りを露にするまーこ。しかし脳内彼女であるはずのまーこがミカと会話をはじめ。。。

なんと言っても、まーこがハマり役です。
私、トキはこの時期、かなり太っています。役作りというコトにしててください。
ゆきちゃんはこれまでにない役どころに挑み、カナさんも新境地であるテンション高くバランスの難しい役どころを演じています。
けれども、これはまーこの物語です。なしえさんがまーこの内包する狂気を見せないで見せるという難役を見事に演じきっています。
フライヤーのイラストもなしえさんが描いたものです。


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ごらん第12回公演 「南森町子の災難」



<うんちく&言い訳>

この芝居を見た、うにの常連さんたちがいつもと違う雰囲気に気づいたらしいです。
そう、この芝居は、私トキが演出をしていない、今のところ唯一のお芝居です。そういう意味では新たな挑戦です。
今回、演出を担当したのは、楠蛍子。第一回のみ出演し、以降はスタッフとして公演を支えてくれていた方です。
出演は、うにの顔、大盛り桂子、「なりくり」で主役を張った一色美緒、そして今回が公演では初デビューとなる石田竜生。この三人。
三人という数が絶妙なバランスを作っています。
大盛りの爆発力。この芝居は完全に大盛り桂子の面白さを見せるために書いた脚本でしたが、それを食う勢いの石田のハイテンション。
そして真ん中でバランスをとり、芝居を締める一色の演技力。

ケチなコソ泥(大盛り)は留守と思って忍び込んだ家で、家主(一色)にバッタリ。
けれども幸運なことに家主のスギナは盲目だった。
コソ泥を新しいヘルパーと勘違いして話しかけてくる。咄嗟に最寄り駅から南森町子と名乗ってしまうコソ泥。
ここぞとばかりに金目のモノを奪って逃げようとするが、もともと人の良い町子(仮名)は帰るに帰れない。
そこにホンモノのヘルパーであるタンバ(石田)が表れて、さらに咄嗟にウソをつく町子(仮名)。
ひとつのウソのために次から次へとウソをつき、スギナとタンバの間を行ったり来たり。
もともとおせっかい焼きの町子(仮名)は、タンバがスギナに恋したことを知ると余計なことにまでしてしまう。
大盛りのスーパーアドリブタイムは毎回変わり、
石田にもアドリブタイムが!こちらも毎回変わる。この二人の対決が今回の見所のひとつ。
勿論、一色の早着替えというポイトも見逃せない。
果たして町子(仮名)は無事、この家から脱出できるのか!

あらすじからわかるとおり、ドタバタコメディです。
深く考えずに心のソコから笑って下さい。


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自分的には第13回公演 「そして唯もいなくなった」



<うんちく&言い訳>


ある意味、新人公演と呼んでも良いかもしれません。
なしえ、トキ以外は出演回数が1〜2回。うち三人は完全なる新人です。
女優陣8人は制服姿の女子高生設定。二十歳過ぎての制服姿は、うん、とりあえずノーコメントで。

嵐で取り残された孤島で次々に惨殺されていく。。。というタイトルの元ネタのアレと同じような展開。
芝居なのに、スポーツ番組のように実況解説者がいます。そこがまず変。
とにかくサスペンスや演劇で、「やってはいけない」というのを率先してやっております。
「次死ぬの彼女ですよね」とか堂々とネタバレを言ってしまいます。

はい、私の好きなメタフィクションなんです。役者たちは「役」を演じている役者であるコトを自覚しています。
さらに言ってしまえば、役者たちは二重に役を演じています。役自体と役を演じている役者の役です。そのために楽屋風景から物語は始まります。

登場人物たちは、当然生き残ろうとします。
それは彼女の生存本能だけではなく、「より長く舞台にいたい」「美味しい見せ場が欲しい」という役者の願望もあります。
逆に言ったら、美味しいトコで、美味しく死にたい。
死んだ役者は役を辞め、解説席にゲスト出演してくれます。よくわからないシステムです。
役者によるピアノやバイオリンの生演奏。ドンドン役者も音響も脚本もふげさだしていきます。
いろんなミステリーの掟破り。犯人からの手紙を先に読んでしまう。客に犯人予想をしてもらう。いつのまにか死んでる。
登場人物が残り四人になったとき、ついに物語は急展開する。
「みんなとなんかいっしょにいれない!私は一人で寝る!!!」と死亡フラグを立てたサッチ(りぴ)は、一人部屋へ。
しかし翌朝、他全員が死んで、自分だけが生き残る。。。


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第14回革命 「事件は会議室で起きてるんじゃな!」



<うんちく&言い訳>


開演の挨拶から既にお芝居がスタートしております「開演の挨拶という名の芝居」。
芝居の途中でセリフを忘れても、スタッフが教えてくれるという、演技上ありえない「プロンプターはかく語りき」。
ストーカーにストーカーされるストーカーのストーカーとストーカーの頭脳戦「ストーカーVSストーカー」。
なにもアイデアも出ない切羽詰った脚本家が選んだ最後の手段とは?「タイムマシーン」。
現在YOU TUBEにて公開中。家族の食卓にいつになく贅沢な料理の数々が・・・「なにがあった?」。
ダンボールを被った役者たちが、ほぼ動かず、サイレントのまま進行していく不思議な「ダンボール事件」。
価値観の入れ違う二人の会話から、固定概念が正しいのか間違っているのか?「5000円」。
犯人を張り込む刑事たち。事件は舞台の外で起きている???「張り込み」。
質問にクチで言ったら回答してくれる便利なスマホのアプリ「Kコンシェル」。
平凡な日常、けどそれは奇跡の連続で存在している。。。「現在( )未来」

以上、10篇と、幕間幕間に挟み込まれる繋ぎの芝居。
さらには毎回変わるオマケのスジナシ(即興芝居)。
今井梢平さんの高い演技力に裏打ちされた気持ち悪い役や、お笑い芸人石田竜生のハイテンションツッコミが光る公演となりました。
ゆるーして、アットホームな雰囲気は、劇団ウンウンウニウムの特色かもしれません。
相変わらず無駄に凝っているオープニングも含めて、いかにも我々らしい公演になりました。








しれーっと第15回公演 「世界は彼女でまわっている 〜純情可憐なクソビッチ」



<うんちく&言い訳>


空前のクソビッチブームに乗ってやろうと、クソビッチをテーマにした話を書きました。
うに史上、最大のキャスト数、スタッフ数。本格的な音響と照明、舞台装置の数々。一番うにが演劇に近づいた瞬間でした。

ストーリーについて一応書いておきます。
ポーツマス大学映画研究サークル「オフィス六角形」ではポー大祭にむけて自主制作映画が撮影されていた。
サークルの主宰で脚本担当の前嶋先輩が自殺し、残されたメンバーは彼の遺稿を受け継ぎ脚本を書きはじめる。
しかしサークルの中にはひとりのクソビッチが混じっていた。クソビッチに翻弄されていくおかしくもかなしい男たちの話。

前嶋先輩が描いた物語は、自主制作映画に打ち込む学生たちの話。つまりモデルは自分たち自身。
自殺を決意する主人公。そして本当に死んでしまった前嶋先輩。
カントクであるタクさんは、この映画をどのような方向に導くべきなのか悩んでいた。
前嶋先輩ならば自分に「おまえの好きなように描け」と言ってくれると信じ、タクさんは自分自身の物語を語り始める。
そこに描かれているのは、前嶋先輩のこと、自分のこと、サークルのこと、そして女の子のこと。

この物語の主人公はタクさんではなく、サナエです。
タクさんが描きたかったのは、サナエについてだからです。
このサナエこそがクソビッチです。
けれどもタクさんはサナエが好きなのです。

物語が進行するにつれて、タクさんはサナエの前カレの存在について聞かされます。
それがもう一人の準主役、近藤ロイチくんです。
サナエの視点、タクさんの視点、近藤くんの視点。そこから見えてくる「サナエ」という人物像。
それがこのお物語の全てです。









ぽろり第16回公演 「銭湯が戦争です」



<うんちく&言い訳>


劇場以外で芝居したりするのが好きな劇団ウンウンウニウム。今回は銭湯にお邪魔しました。
だって、ほら、トキータの数少ない趣味と言えば、お蕎麦食べるか、銭湯行くかくらいです。銭湯好きなんです、純粋に。

ストーリーについて一応書いておきます。
風呂屋の娘オガミナツキは今日も浴室をデッキブラシで掃除をしています。そこに突如現れた「町のマッドサイエンティスト」ニシヤマミノリ。
パラレルワールドを自由に行き来できる発明品が巻き込ますドタバタスラップスティック。
事故で死んだ恋人と再会するため、事故の起こっていない異世界に行って、その世界の自分を殺してすり替わろうとするナツキ´。
もうひとりの自分に命を狙われたナツキは、さまざまな世界を逃げ回ることで、いろんな世界のいろんな知り合いと遭遇していく。
誰もが好き勝手ばっかりするなかで、ナツキとミノリは世界の秩序を守ることができるのか?!

ああ、なんか王道みたいな物語w
けど全然違ったりしてますので、安心ください。
ちなみに、ニシヤマミノリは「さよなるカルボナーラ」の西山博士の娘という設定。
そして大盛り演じるクリーニング屋さんは、実は。。。。



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