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日本書紀、古事記にある天宇受賣命(アメノウズメ)を開祖に持つという噂があるが定かではない。
とにかく、
2003年頃、トキータ“トキ”メンバッカ・大曽根“シン”が自主制作映画集団で知り合ったとされる。このときシンは純真無垢な高校生。
05年頃、まったくの演技演劇素人のトキが仲間と「劇団 犬の誉れ」を結成。第二回公演よりシンも加入。
渡部類が、たまたまトキシンと出会い、すぐさま意気投合。そのまま一色美緒と共に犬の誉れに加入。
この頃より現在のトキの脚本、演出パターンが決まったとされている。
三度公演したのち、方向性の違いにより離散(ウソ。メンバー引っ越しにより)。
トキ、シン、類の三人芝居案も出たが、そのまま幻に。
一方、類。
同志社女子大学の演劇部で活動。卒業したのち、OGや学生らと演劇集団に参加。
このとき、三宅かえ(る)、、、おけい、まだ在学中だった細川はるな、、、なしえなどが既に在籍。
一度の公演、自主制作映画を撮ったのち、活動休止。 このときの資料なし。
そこから構想を練り、類の誕生日に、類、トキ、かえ(る)、おけいが居酒屋BOTANで密談し、
犬の誉れ、同女OGなどが中心になった劇団ウンウンウニウム(通称うに)の雛型ができあがる。(BOTANの変)
さらにトキ、類の演劇仲間、糸美、、、あちゃ、、、渡邊さおり、などがメンバーに加わり、
初顔合わせが行われたのは2007年の秋(劇団ウンウンウニウム正式結成)。
翌08年1月、劇団ウンウンウニウム旗揚げ公演「13」。
十三のカフェスローオオサカにて。公式来場者数不明、100名には及ばなかったと記憶。
第一回公演で劇団のチカラ不足を感じたかえ(る)が、大盛り桂子に呼び掛け、うにに参加させる(ナスの改)。
同年6月、次公演「61/2」 が行われ、
次回の中継ぎや実験的な側面が多く、劇団の性質が完全にお笑いに決定した公演でもあった。
さらに同年11月、初の長編「さよならカルボナーラ」公演。
(左上より、ユキ、カナ、さおり、トキ、はるな、かえ(る)、類
左下より、シン、まりりん、なしえ、大盛り)
イトミが東京で活動するため突然離脱(イトミの乱)、代わりにまりりんが本番1ヶ月前にして参加。
まりりん所属する劇団のカナ、なしえの高校時代の後輩であるユキがちょい役で出演。
シンの桃地捨蔵役でのオタク演技、大盛りのミドリ役でのはっちゃけ、かえ(る)の秘書マチルダ役など高いシンクロ率で好評価を受ける。
この秘書マチルダは人気が高く、後ほど違う公演で再登場することとなる。
この公演を観客として観に来ていた、岩田はるか、まりりんの妹リョーコが、「いいないいな」と適当な流れでなぁなぁに劇団に参加。
カルボナーラではスタッフをさせられていたはるなの弟、細川ピロユキ“ピロ”も貴重な男性メンバーとして参加することになる。
こーして、ほぼメンバーが固定され、宣材用にスタジオ撮影が行われた。(うに初期メンバー)
左から、はるな、はるか、おけい、リョーコ、まりりん、かえ(る)、トキ、なしえ、シン、大盛り、しぃ(音響)、あちゃ。ちなみにピロは欠席という残念さ。
同時に我らがユニフォーム「うにT」も作られた。
翌年6月、原点回帰のコント集「かかって恋!」公演。笑いだけを求めたおバカな芝居。
最多となる観客動員数を記録。桟敷から立ち見までの満員御礼となる。
大盛り無双、完全なる新人ピロの頑張り、無駄に凝った映像や、才能の無駄遣いであるシンの歌などが評価される。
公演の打ち上げとフライヤー用写真撮影を兼ねて、メンバーで城崎旅行へ。
練習で泊まり込みはよくあるが、みなで旅行ははじめて。
酔ったなしえがデレ、みながメロメロになる。(長い城崎の夜事件)。
その後、あちゃがインドへ旅立ち、メンバーから一時離脱(あちゃの夜明け)。
第一回デイキャンプ開催。
廃墟で次回公演のポスター撮影をする。
同年10月、渾身の長編「ふたりきり」公演が行われる。
笑い笑いした内容から、見せる芝居へと変化し、高い完成度と脚本が評価される。メインテーマ曲もこの頃から作りはじめている。
ふたりきりテーマ「ディスコミュニケーション」は、かなりの名作。
今まで笑いをとることなかったなしえがボケ役を好演。かえ(る)+シンの人を引き込み、泣きの演技は、当劇団の新局面であった。
(「ふたりきり」初期の代表作)
本来なら次に「ギヤマンドロップ」 という着物シリアス芝居が準備されていたが、
あちゃの帰国が延期になり、ギヤマン公演も先送りになる。(ギヤマン計画凍結)。
兼ねてからの構想により、09年末、うにの溜り場兼メンバー住居「うに荘」が完成する。(年末の大引っ越し)
今後、メインの練習場所になる。
ほぼ同時期に「うにツナギ」も作られ、ロゴデザインも「うなまず」に変更される。
ギヤマンの空いた時期に何かをしなけばという意思から、トキはシンに長編の構想を話し、
シンは音楽活動本格化を話す(第三次銭湯会談)。
急遽、10日間で脚本を書き上げることを宣言、実行(年末年始一人うに荘カンズメ)。2ヶ月の練習期間で、
2010年2月に長編「その日、主人公が死んだ。」が公演される。
前回公演に触発され、藤白奏が再加入。
前回まで比較的地味な役を演じていたはるかが突然才能開花。
大盛りの卑怯な老婆ウメ役、主人公を演じたシンの演技力の高さが評価された。
3月末、第二回メンバー宣材写真の撮影。
社会人になったゆき
公演を観に来ていた辻本さくら、上田サカナ、カナの後輩、松本彼方など新人が加入。
(うに新しい波)
同年6月「パジャマパーティ」 公演は観客動員数を大きく更新。
新しさ、挑戦的姿勢から、既にある演劇の概念から大きく逸れた公演となった。
成功か失敗かは置いておいて。
その支離滅裂でハチャメチャな公演を見て、何故か藤原りぴが加入したいと劇団にコンタクトを取り、正式参加。
新メンバーも増え、新うにTも作られる。
9月、劇団ウンウンウニウム内で自主制作映画を撮り、コンテストに出品。
『イシバシ・ハンダイ映画祭2010』にて優秀演技賞を受賞!!!
次回公演の構想を練る中で、どこで何を間違ったのか、10月に2本全く違う公演を打つコトになった。
中二週で違う公演。バカといか言いようがない奇行。
こうして16、17日、コンベントガーデンさんにて「北堀江探偵ビルディング」
30、31日、カフェスローオオサカさんにて「かかって恋! おかわりっ!」が行われた。
年3回公演がある時点で「はやいね」と言われていたが、今回のコトでようやくバカだと気づいてくれたようだ。
ステージにセットを組むのではなく、そのものすばりのBarで、Barが舞台のワンセット芝居を行う北堀江探偵ビルディング。
このスタイルは大変に面白く有効的だった。以降、うにの得意形式“押し掛け公演”となる。
おかわりっ!ではトキの不思議な交友関係から漫画家の南国ばななさんがイラストを描き下ろしてくださったり、
サカナの不思議な交友関係から元マラソン選手の増田明美さんから差し入れのリポDが大量に届いたりした。
あちゃ帰国。
あまりに文明的なものから離れて生活していたため、完全な「都会アレルギー」になっており、ずっと寝込む。
上田サカナ。突然の他界。言葉なし。本当に言葉なし。ご冥福をただ祈るしかできない。
はるな結婚。壮大な結婚式が行われ、うにから幹部らが出席。披露宴で即興芝居的なものを上演。
一色美緒、東京から戻ってきて、うに新人として参加。
2011年。
第十回公演の計画本格化。
クルールPVに劇団ウンウンウニウム出演。
ポスター撮影の為、ガラテに行く。かっくいい。
2月。まりりん結婚。暫くは産休+育児休暇です。
お笑い芸人、イシダタツキが、うにに参加。
うに的には一大プロジェクトとして第十回公演を始動。
初のオーディションを開催。
今井梢平さん(劇団ゲルゲルちょっぱぅ〜ず)、末光直樹さん(劇団胡蝶花)という二人の客演を迎え
上記の最高のキャスト陣を結成。
3月末、第三回宣材撮影も行う。
電氣蕎麦に会場を設定し、
「芝居を蕎麦屋で」「1ドリンク1ソバ付き」など奇妙なシステムが決まっていく。
5月、第十回公演の予約スタート。
たった二週間で前売り券が完売。
6月12日、19日まごうことなき第十回公演「なにかくりかえしてますか?」
満員御礼で無事終了。中期の代表作となる。
まりりん無事、女の子を出産。
7月14日 『クルール主催 全員レコ発アコースティック祭! 〜音楽好きとコント好きのために〜』出演。
今井梢平さんをゲストに迎え、クルール、君彩りLOVERさんに絡む。
かえ(る)、育児休暇のため、暫くうにから離脱。
キングオブコント2011に初参戦。 結果に2回戦進出という快挙を果たす。
2011年秋。『月刊ウンウンウニウム“50ミニッツ劇場”』と題して、毎月50分の新作公演を行うコトが決定される。
9月10日11日ほぼ第11回公演「もし全ての女の子が日記をつけていたら
10月15日16日ごらん第12回公演「南森町子の災難」
11月19日20日自分的には第13回公演「そして唯もいなくなった」
三ヶ月連続で公演をする。
第13回公演にさいし、新人、笠原マチ、あとのまつり“ピノ”、稲岡薫、上山静香が加入。
2012年2月吉日。三宅かえ(る)が無事にオタマジャクシを出産。
カナ、ピロなどが個別の演劇活動をはじめる。
うに自体は節電のためしばらく活動休止。
第十回公演「なにかくりかえしてますか?」の脚本が高評価され、他劇団などで何度か上演されることになる。(なにくり本、一人歩きの巻)
9月吉日。一色美緒、結婚。
うに構造改革が起こる。(うに革命)
メンバーの大編成が行われ、ワンランク横の芝居がうてるように、いろいろ体制が変わる。
エントレにて演劇動画の大会「クォータースターコンテスト」に参加。110組中8位という成績。やったね。
第14回公演のために再起動。
第14回革命「事件は会議室で起きてるんじゃな!」
2013年1月12〜14日の3日間5回公演すべて満員御礼にて無事終了。
この公演より本格的に坂本先輩がスタッフ長、舞台監督を担当し、運営の大部分を担当する。何よりも強力なスタッフ。
「なにかくりかえしてますか?」を上演していた、小劇場劇団「群」の吉井“はにぃ”沙江が、うにに加入。
新団員募集に声に応えて、miccoと井上江里子が、うにに入団。
YOU TUBEにて「縛る」動画が六ヶ月で10000再生という快挙を成し遂げる。何故かは謎。
うに合宿の際、今井梢平“海人”さんが深夜階段から落ちて、みなの大爆笑をさらう。(トキ家階段落ち事件)
今井梢平、山盛まも、まつもとしんや、ポット、惠 翔大、姫草菜摘、悲なみちゃん、末光直樹など多くの客演されを迎えて、
しれーっと第15回公演「世界は彼女でまわっている 〜純情可憐なクソビッチ」がトリイホールさん上演される。
主役に大抜擢されたぴのの頑張りもあって、大成功のうちに幕をおろすが、非ビッチのため役作りは大変だった模様。。。
ぴの、この時期に自身のアトリエ、ぴのりえを開き、ときどき練習場所になる。(ぴのりえ開き)
打ち合わせの多くがラインになる。
「群」の、まもちゃんこと山盛まもがメンバーになる。
見かけによらずヘン顔が得意という、うに向きな女の子。
そのまもちゃんを主役に抜擢し、準主役をぴのが任された
ぽろり第16回公演「銭湯が戦争です」が企画される。銭湯で銭湯が舞台の芝居をするという得意のパターン。
突如、うにのグループライン上で行われた大喜利大会にして、新人miccoさんがまさかのシモネタで優勝をかっさらう。
さくちゃんがうにお手伝いとして参加。
練習中、まもちんの「テンションがさがりませんっ!!!」「だって、みおさん、柔肌で」などの名言多数。うに流行語大賞の予感。
スタッフ長坂本先輩の失言問題「シンちゃん」。
三代目うにT完成。なんか女子サッカー部みたいだ
2013年8月31〜9月1日。ぽろり第16回「銭湯が戦争です」上演。
終演後、こんなことないのに謎の感動で涙する主演の二人。
「銭湯が戦争です」は、この時期の代表作となる。
台風、それる。(カナさんの晴れ女の勝利)
本当の偶然で、はじめて劇団ウンウンウニウムがテレビに映ることになる。
たつぽん、本番中に小道具のカバン忘れる。→うに反省大賞にノミネート。
エントレ第二回クォータースターコンテストに参加。「missing」をエントリー。
映画監督、吉田大八さん(「桐島、部活やめるってよ」)に褒められてる。演劇ブックにもちっちゃく載る。
アトリエレントより、第十回公演「なりかくりかえしてますか?」がまさかのゲーム化(マヂ)
無料ダウンロードできます→●Over the Mobius(アンドロイドのみ)
2014年3月8〜9日
だから第17回公演「でも、だとしても、しかし、なぜ」公演。
新人公演というコトで三人の新人デビュー。miccoさん大爆発。
劇団ウンウンウニウム初となる“再演”が行われました、5月17〜18日
まるで第18回公演「その日、主人公は死んだ」。
キャストはトキ、大盛り以外の一新され、主人公はイシダタツキが熱演。
会場は初となるカナリア条約さん。
念願の劇団初となる東京遠征を決行っ!!!!!(第一回うに遠征)
miccoの暴走は公演の前から既に始まっていた!
こちら東京会場の串焼き処ディズ
11月23〜24日(東京)。12月6〜7日(大阪)の全七回。
ゆーても第19回公演「バイトの田中さんのすべて」
東京大阪両公演無事に終了。
メンバーの山盛まもが東京の某超大手事務所に所属し、一時離脱。
トキータが兼ねてから熱望としていた男だらけのコント大会。
ガチで第20回公演「最後のY染色体 〜男祭〜」が2015年3/27-28行われる。
客演に、今井梢平さん、末光直樹さん、まつもとしんやさん、ポットさんという、
うにとゆかりのある男性メンツを集め、最大限にふざけた内容でした。
そこで生まれたのが、イシダタツキの「シャッフル紙芝居」。
観客を笑い疲れさせて、後に何も残さないという爆笑の渦を巻き起こす。
この頃より、うに女子メンバーによるシモネタのヒドさが目立ち始める(うに女子の深刻なシモネタ化が社会問題に)。
うに筋肉痛の会(スポッチャで汗をかく)や、日本酒の会、イエスパクチーの会(パクチー好きがパクチーを食べる)など、劇外活動もしばしば行われる。
客演に今井梢平さん、そして長年うにのお手伝いをしてくださっていたやまださくらこさんを迎えて
7月18〜20日。第21世紀公演「電波少女は偉大だったと思う」公演が行われる。
入り組んだ複雑な脚本や、メンバーの高い演技力、紙芝居やミュージカルやダンスや出オチや裸やキスなどが評価され、大成功をおさめる。
この時期の代表作。
みお、産休のため一時離脱。
アトリエレントさんより、メンバーが多数声優として参加しているアンドロイド用ゲーム「高校の怪談」がリリースされる。
劇団メンバー&馴染みの客演さんなどと無人島にキャンプへ
無人島というのはよい。
縁あって、みゆさん、劇団ウンウンウニウムに加入。
12月4〜6日。比較的本格ミステリーコメディ、ゆーても第22回公演「O坂の殺人事件」が公演される。
イシダのオカマ、さくちゃんのチャイナ娘などのイロモノキャラ、お客さんに犯人を推理してもらうなどの企画が高評価を得る。
トキ、うにのデータが入ったHDを壊して全データ消える。そのまま各自が各自のいろいろで忙しくなり一年ほど休止モードに突入。
メンバーの何人かは家庭に入り一時離脱。または大阪の地を離れた。
カナ、モリ、シン、ぴのなどは他の劇団のお芝居に出演などをしていた。
2018年
劇団つくって10周年を迎える。
10周年記念に再再起動を発表。
10周年記念第23回公演「虚構演劇」をロフトプラスワンウエストで開催。
同時公演として準備されていた第24回公演は中止。幻の公演となりました。
2018年4月、うに初となるワークショップを開催っ! 見たことない人数の芝居を限られた時間で作りました。
それ流れで、うにに新団員(仮)加入!!!
吉田芽衣 宇佐美みお 瓜生心音
ぴの「うにって、劇場以外で芝居するの好きよね」 トキ「好きだよねー」
ぴの「喫茶店(カフェではない)とかでやったら面白そう」 トキ「ぴのさん詳しいでしょ、どっかイイ純喫茶知らない?」
ぴの「あそことかでやったら最高だと思う、桃谷の喫茶チェリー」 トキ「よし行ってみよう」
・・・移動・・・
トキぴの「すいません。ここで芝居させてください」 マスター「いいよー」ということで!
2018年8月4〜12日
第25杯目公演
「君は桃谷の喫茶チェリーを知っているか?」
その頃、大曽根クルール、大盛り桂子などでモンゴルズシアターカンパニーの作品に多く出演。その流れで
劇団ウンウンウニウム×モンゴルズシアターカンパニー プロデュースで
「なんだかぼくたちはパクチー」
が2018/10/28からGoGoパクチーさんがロングランスタート。
しかーし!!! まさかのGoGoパクチーさん閉店で途中ストップ。
続いて劇団プロデュースとして、ビル一棟芝居「溺れる夢を最近見ない」が2019/2/11よりスタート。
オーディションの結果、山本太陽、小寺彩香、岩田尚也、伊藤卯咲という豪華メンバー。
銭湯大好きが高じて ガチ銭湯公演「銭湯ワンダバ」がロングランスタート
2019/08/03-04のフィナーレとなる「マチネからソワレのトラララ」まで続く。
そして一年間コツコツツコツ続けてきた大集大成 劇場本公演「06の世界」が2019/12/28-29にトリイホールで行われる。
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